今治タオルとは

今治は瀬戸内海に面し、四国山脈に後方を守られ、穏やかな風土に恵まれています。そんな土地柄の中、江戸時代には白木綿の一大産地として有名で、船を利用して大阪などへ輸送していました。その白木綿も明治時代には近代設備を整えた泉州(大阪)や播州(兵庫)地方の織物に押され、注文は激減してしまいした。その頃矢野七三郎という人物が「伊予の綿ネル」を開発し、産地の苦境を救ったのです。その「伊予の綿ネル」で今治は全国的に有名になり、織物の町として新たな出発をとげました。

19世紀初めフランスで発明されたタオルは明治時代に日本に伝わり、泉州で偶然タオルに出合った阿部平助が手織り機で織り始めました。その後中村忠左衛門が先晒しの糸を部分的に染め、縞模様のタオルを製造した事で、今治のタオル産業は飛躍的に拡大しました。忠左衛門の「先晒し縞タオル」からわずか5年の間に、今治はタオル産地日本一と言われるまでになりました。現在も「タオル産地日本一」の座はどこにも譲る事はありません。今治でこんなにもタオル産業が盛んになった理由として、1.蒼社川の豊かで美しい伏流水に恵まれている。2.江戸時代以来綿業の産地としての基礎があった。ということがあげられます。
忠左右衛門のタオルが誕生してからかなりの時間を経た今、今治のタオルは世界にも進出する事になりましたが、その反面輸入される安価なタオルに押されている事も否定出来ない状態です。私たち丸山タオルは、先駆者が残してくれた歴史に思いを馳せ、いつまでも「タオル産地日本一」を守りきるために日々研鑽を重ね、皆様に喜んでお使いいただけるタオルを生産し続けております。

さまざまな進歩を遂げた今治タオルは、バス・トイレタリー関連製品だけではなく、インテリア全般、介護用品、ファッションシーンにまで進出しております。私たち丸山タオルが、自信を持って世に送り出すタオル製品をぜひご覧下さい。